診療情報管理士の資格取得を目指して

取得を目指して診療情報管理士
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初めに

私は院内SE(医療情報技師)ですが、診療情報管理士の資格取得を目指すことにしました。
厳密に言うと資格の取得が目的というより認定試験を受けるまでに学ぶ内容が仕事で役に立つのではないだろうか?と感じたため、目指そうと思いました。もちろん学費がかかるのでやるからには合格を目指したいとは思っております。

→ 2020年度(第82回)診療情報管理士認定試験に無事合格しました!

診療情報管理士とは?

では診療情報管理士とはどんなものなんでしょう?

診療情報管理士は資格(国家資格ではないため、持っていなくても働けますが資格を持っていることが働く条件という医療機関もあります。)であり、職種であります。病院の診療情報を管理・整理し、必要なときにすばやく提供できるようにするのが主な業務になります。
また、診療報酬に関わるデータの資料作成をしたりもします。
近年は医療情報システム(電子カルテ)が導入されてる医療機関がほとんどのため、データの統計が比較的簡単に出せるようになってきており、国もどんどんデータ提出を求めてくるようになってきています。
そのため、今後必須の職業と言えます。

診療情報管理士になるためには?

診療情報管理士になるためには日本病院会が指定する大学や専門学校で3年以上学び、認定試験に合格する。
もしくは、普通の大学、専門学校を卒業後に2年間の通信講座を受講し、認定試験に合格する。
という2パターンが可能です。
私の場合、日本病院会が指定している大学を出ているわけではないため通信講座を受講することにしました。

何故今さら勉強しようと思ったのか

私は院内SEという仕事を5年以上しております。
日々のシステムトラブル、医療情報システムの導入・診療報酬改定の対応などはある程度経験しております。
しかし、医療従事者と会話していると知らない単語が出てくることは未だにたくさんあり、システム変更の打ち合わせなどの際に専門用語がわからず一旦確認するので持ち帰ります。
と返答することもあります。
医療従事者じゃないんだからわからないのは当然と思う方もいるかもしれませんが、病院で働く以上、できるだけ現場と同じ目線で話せるように努力する義務はあるのかなと思います。

診療情報管理士はカルテから必要な情報を読み取り、正しい病名をつける(コーディングを行う)という業務を行うために疾患・疾病・傷病・人体構造などをある程度理解している必要があります。
そのため、講座を受けることでそれに必要な知識が学べ、院内SEの業務にも役立つと思いました。
また、DPCや法規に関する基本的なことも復習できるので、自分の知識として曖昧な部分を見直せるかなと思っています。

今後

今後は自分が教科書で学んだこと。
よくわからないことを少しずつ記事にできたらと思います。
カタツムリより遅いレベルで進めているので、通信講座を受けている人も
「なこあ まだそんなとこなのかよ。」
と思って安心いただければと思います(笑)

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