損傷、中毒及びその他の外因の影響 -2

基礎課程
この記事は診療情報管理士のテキストやWeb等で検索し学んだことを自分なりに噛み砕いて記載しているので、間違いや不備等があるかもしれません。ご了承ください。
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損傷、中毒及びその他の外因の影響②

損傷、中毒及びその他の外因の影響の2つ目になります。

頭部損傷 -Injuries to the head(S00-S09)

はじめに頭部損傷について学んでいきます。

頭蓋骨及び顔面骨の骨折(S02)

S02関連です。S02は骨折になります。
骨折のうち、外界と直接交通した状態の骨折を解放性骨折、そうでないものを閉鎖性骨折といいます。

頭蓋穹窿部骨折(S02.0)

頭蓋骨の骨折は

  • 線状骨折:通常は骨折自体の治療の必要はありませんが、血管溝や静脈洞を横切るものは急性硬膜外血腫をおこすことがあり、手術による血腫の除去や止血が必要になることもあります。
  • 陥没骨折:陥没した保険が硬膜を損傷し、脳実質を挫滅ざめつ外部からの強い衝撃によって、筋肉などの組織が潰れること。することです。
  • 粉砕骨折

に分けられます。

頭蓋底骨折(S02.1)

保存的治療が原則です。
骨折により、目の周囲や耳介後部、乳様突起部に皮下出血が現れます。
耳出血や鼻出血、髄液漏が見られることもあります。

鼻骨骨折(S02.2)

顔面骨骨折の30%ある頻度の高い骨折になります。
鼻が曲がった斜鼻とつぶれた形になる鞍鼻あんびに分かれます。
目立たないことが多いため、X線撮影で確認することが大事になります。

なこあ
なこあ

私も小さい頃に骨折したことがあります。どうせなら修復の過程で鼻を高くしてくれたらよかったのに(笑)

眼窩底部骨折(S02.3)

眼窩壁、特に底部が吹き抜けるように骨折した状態のこといいます。
眼球の上転障害をきたすことが多いです。

頬骨骨折(S02.4)

顔面骨骨折の20%を占めます。
隣接する周囲の骨との結合線から離断する一体型の骨折が多いです。

下顎骨骨折(S02.6)

顔面骨骨折の約50%を占める頻度の高い骨折です。
骨折片が特有の転位を生じます。

頭蓋内損傷(S06)

頭蓋内骨折では、頭蓋骨骨折と硬膜裂開を伴っている開放性頭蓋内損傷と、そうでない閉鎖性頭蓋内損傷に分けられます。

さらに

  • 直撃損傷
  • 反衝損傷
  • 剪力損傷

というものに分かれます。

脳振とう(S06.0)

一過性の神経機能障害です。多くは数秒〜数分で元に戻ります。
病理学的変化はありません。

脳挫傷(S06.2、S06.3)

直撃・反衝・せん力損傷などによる損傷。
出血や浮腫を伴います。
局所では意識障害は少ないが、びまんでは多い。

硬膜外血腫(S06.4)

大部分は頭蓋骨の線状骨折により、硬膜動脈の断裂が生じて出血します。
脳の圧迫、頭蓋内圧亢進、脳ヘルニアなどをおこすため、血腫除去、止血が必要になります。

外傷性硬膜下血腫(S06.5)

脳実質に挫滅をおこし、脳実質または脳表面の血管からの出血により硬膜下に血種が形成された状態です。
脳実質損傷があるため、受傷直後から意識障害をみることが多いです。
乳児の揺さぶられっこ症候群でも見られる場合があります。

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