院内SEのお仕事内容は?
今回は院内SEについてお話したいと思います。
院内SEの業務内容ですが、サーバ・ネットワーク・クライアントPC・プリンタ等の導入・運用・保守といった社内SEのような業務があります。
ただ社内SEと大きく異なるのは、その他に医療情報システムという医療に関わる情報システム(医療機器とは別)の管理があります。
大きく分けてそういった2つの業務があります。
私の業務をまとめていますので、こちらも参照いただけると幸いです。
【院内SEの業務内容について】
私が主に行っている業務についてご紹介したいと思います。
(下記が全てではないことをご留意ください。)まず、業務を大きく5つに分けてお話します。
⁃ ハードウェアに関すること
⁃ ソフトウェアに関すること
⁃ 会議
– 事務処理
– その他(1/n)
— なこあ (@__nakoa__) July 31, 2023
院内SEになるためには?
ということで院内SEになるための条件について話してみるよ。まず、医療機関のSEとして働くために国家資格は必要ないよ。採用試験を受ける際に、情報系の資格(基本情報や応用情報)や医療情報技師などを取得していれば多少は有利になるけどね。
そうなんですね。確かに私も応募したときに資格が必要とは書いていませんでしたね。でも業務を行う上でサーバーやパソコン、ネットワークなどの知識が必要なこともよくありますよね?
もちろんそれらの知識も必要だね。でもこういったことは入職してからも十分勉強できると思うんだ。それより一番大事なことはコミュニケーション能力だよ。どこの業界でも言われてるかもしれないけど、医療施設で働く上ではより一層大事になってくるんだ。医療情報技師の育成部会でもとても重要と記載されているよ。なんでだと思う?
ん〜っと、医療系のお仕事は他業界と違って、日常的にいろんな職種の方とお仕事をするからですか?
その通り。例えばIT企業を例にすると、情報システムに関わる人間が社内や取引先におり、その環境で打ち合わせなどが行われることが大半なため、システムに関する用語や知識をある程度共通の知識として捉えているよね?だから専門用語を使用しても会話が成立しやすいと思うんだ。でも医療業界は特化したスペシャリスト(医師、看護師、薬剤師、放射線技師、検査技師、臨床工学技士、リハビリ、管理栄養士、MSW …etc)の集団でそれぞれが自身の分野に特化しており、独自の業務が確立しているからコミュニケーションを取るのが難しいんだ。
なるほど。確かに自分は専門だから知っていても、相手にとってはわからないことも出てきそうですね。だからお互い理解しやすいように説明することが大事なんですね。
院内SEに向いている人はどんな人?
これらを踏まえて院内SEに向いている人は
- 円滑なコミュニケーションが取れる。
- 基本的な情報システムの知識を取得している、もしくは取得しようと努力できる。
- システムだけでなく医療の基本的な知識についても取得している、もしくは取得しようと努力できる。
- スペシャリスト(特化型)よりジェネラリスト(広く浅く)になりたいと思っている。
- 資格は不要だが、情報系の資格や医療情報技師を取得していると、就職に有利。
といった感じになります。
自分に合っていると感じた方は、ぜひお仕事の1つとして検討してみてください。
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