今回は、頭と顔の骨についてです。
頭蓋骨について
頭蓋骨は、頭蓋冠と頭蓋底からなります。
頭蓋冠
まず頭の上部は大きく分けて、4つの骨(前頭骨・頭頂骨・側頭骨・後頭骨)に分けられており頭蓋冠と呼ばれ、縫合されております。
縫合にはそれぞれ名前がついており
- 冠状縫合:前頭骨と頭頂骨を縫合
- 矢状縫合:頭頂骨を縦に縫合
- ラムダ縫合:頭頂骨と後頭骨を縫合
- 鱗状縫合:頭頂骨と側頭骨を縫合
となっているようです。
なこあ
出生直後の新生児は縫合が不完全で頭蓋骨に隙間があり、これを泉門と言うようです。
頭蓋底
頭蓋底は蝶形骨、篩骨などにより構成されます。
蝶形骨は頭蓋底のほぼ中心部にあり、上面にトルコ鞍があります。
組織編で出てきた下垂体がこの位置にあります。
顔面骨
顔面骨は、上顎骨・頬骨・口蓋骨・下顎骨・舌骨があります。
なこあ
テキストにはもっとたくさんの骨の名前が出てきたのですが、とりあえずこのへんは最低限抑えといた方が良さそうだったので記載してみました。
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