今回は、目と耳の構造についてです。
この記事は診療情報管理士のテキストやWeb等で検索し学んだことを自分なりに噛み砕いて記載しているので、間違いや不備等があるかもしれません。ご了承ください。
目の耳の構造
先に目についてです。
目の構造
目は外界からの光を受容し、それを電気信号に置き換えて中枢神経に伝えます。
それが視覚情報となります。
【眼球の内部構造図】
まず、眼球は
- 眼球外膜:角膜・強膜
- 眼球中膜:虹彩・毛様体・脈絡膜
- 眼球内膜:色素上皮・網膜
- 水晶体と硝子体
に大きく分かれるようです。
それぞれの役割は
- 角膜:強膜の前方部分で光の透過に関与している
- 強膜:眼球全体を取り囲み、眼球の形を作っている
- 虹彩:水晶体の前にあり、光の調節、カメラの絞りの役割をする
- 毛様体:水晶体を支え、収縮によって水晶体の厚さを変えて遠近の調整を行う
- 水晶体:カメラのレンズの役割をする
- 硝子体:ゼリーのような物質で眼球を満たしており、網膜の像の形成と栄養の供給を行っている
- 網膜:神経細胞からなる膜で眼球内部の外側に色素上皮層が存在し、それに接して光を受容する視細胞が並んでいる。需要された光刺激は電気信号に変換され、総局細胞を通じて、神経節細胞(視神経細胞)に伝えられ、活動電位として中枢にいく。

なこあ
小さい頃は私もアレルギーなどで結膜炎をよく起こしていましたが、こうやって絵で書いてみると一番外側の膜なんだなって改めてわかりました。ちなみに、虹彩・毛様体・脈絡膜を合わせてぶどう膜というようです。
耳の構造
耳は外耳・中耳・内耳の3つに大きく分けられます。
【耳の内部構造図】
音の伝達の仕組み
まず音(空気の振るえ)が外耳で集音され、鼓膜で物理的な振るえに変わり、蝸牛でリンパ液の振動に変わり最終的に電気信号に変換されます。
流れとしては
外耳→外耳道→鼓膜→小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)→卵円窓→蝸牛→コルチ器官
となっています。
平衡感覚について
平衡感覚は、視覚や深部感覚の他に3本の半規管(三半規管)と前庭によって保たれているようです。
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