呼吸器の構造と機能について

呼吸器の構造と機能基礎課程
この記事は診療情報管理士のテキストやWeb等で検索し学んだことを自分なりに噛み砕いて記載しているので、間違いや不備等があるかもしれません。ご了承ください。
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呼吸器の構造と機能

呼吸は酸素を吸収し、二酸化炭素を排出することです。
私たちが無意識に…または意識的にする呼吸はこの肺呼吸であり、外呼吸と呼ばれます。
対して組織・臓器で行われる呼吸を内呼吸と呼びます。

なこあ
なこあ

とりあえず、いつもなんとなく意識している呼吸は外呼吸と覚えておきます。

外呼吸

では外呼吸についてもう少し詳しく勉強します。
外呼吸では口または鼻から入った空気が器官⇒気管支⇒細気管支を経て肺に達し肺胞にいきます。
ここで酸素と二酸化炭素の交換が行われます。
このガス交換が行われる肺胞とそれに関連する組織の集まりと言います。
肺は左右合わせて2つあり

  • 右肺上・中・下の3
  • 左肺上・下の2

に分かれ、さらにそこからS1~10(10個ずつ)に分かれます。
左肺に中葉がない理由は、この付近に心臓があり小さくなっているからだそうです。
その部分を舌区と呼びます。

呼吸運動について

呼吸運動

  • 骨性部分肋骨肋軟骨胸骨胸椎
  • 軟性部分肋間筋横隔膜筋群

によって行われ、呼吸をコントロールする中枢は延髄にあります。

横隔膜について横隔膜は、胸腔と腹腔を隔てる膜状の筋で、横隔神経に支配されています。横隔膜の収縮と弛緩により呼吸運動が行われます。また、横隔膜に大動脈裂孔・食堂裂孔・大静脈孔があります。

吸気時:肋骨が挙上し、横隔膜が収縮(下がり)ます。
呼気時:肋骨が低下し、横隔膜が弛緩(上がり)ます。

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